講談とは

いろいろな方や、団体が語っています。講談協会曰く、あるいはWikipediaによると、さらに一龍齋貞寿曰く・・・。

管理人が思うには、娯楽と芸術の完璧な交わりですね。まさに芸というものでしょう。

駆け出しの前座さんが一生懸命勉強中の話を見守るのもいいけど、名人上手の十八番をじっくり聴くのは至高の時です。

どこで聴く

いわゆる寄席で落語や漫才などとまじって一席か二席聴くなら鈴本や浅草の演芸場で。浪曲とともに木馬亭

たっぷり講談メインで聴くなら、協会が定席(じょうせき)をかけるのが、永谷商事さんが運営するお江戸日本橋亭お江戸上野広小路亭。個別の講談会もよく開催されます。

小さめの独演会や複数人の会を中心に開催されるのが、神保町のらくごカフェ、二つ目専用神田の連雀亭。巣鴨にはスタジオフォー。亀戸天神の近くには亀戸梅屋敷

お寺や神社でもやっています。湯島天神は人間国宝一龍齋貞水先生のホームグラウンドですね。渋谷の東福寺涅槃堂では春と秋に講談協会の定例の会があります。

個人のお宅を改造して作られた駒込の駒込講談会もあります。

高座に行けないときは、Youtube、Amazon Prime Music。

芸人さんとの距離感

むちゃくちゃ近い。高座と客席が近いだけでなく、高座を降りても、

他の芸能界、スポーツ界と違い、普通に並んだり向き合って話ができます。

基本的に個人事業主的にご自分で営業されるので、

メールアドレス、電話番号(基本留守電が多いけど)はオープンです。

住所も教えてくれた講談師さんもいます。もちろんツイッターやFacebookもOK。

小道具-扇子

講談の小道具といえば、誰もが思い浮かべる張り扇。なのですが、もう一方の左手で持つ扇子について解説します。

まず名前ですが、「高座扇」あるいは「落語扇子」というようです。そう、落語はこの扇子一本ですね。

特徴として、普通のいわゆる暑いときに使う扇子と異なるのが、骨と骨の間隔が広い事。そして広げにくく、ほとんど白の無地。そりゃそうですね、話の中で槍になったり刀になったり、はたまたお箸や煙管、時には的になったりするのですから、変な模様があってはいけません。

で、管理人が独学で講談をやってみようと思った時、張り扇はネットで作り方がわかったので自作したのですが、この高座扇が手に入らない。デパートや和装小物店など回ってみましたが置いていない。

講談界の課題

1.全国で80人程しかいないのに、協会が4つ。(多分)

東京に二つ、上方に二つ。いずれもかつてケンカ別れしたとか。落語のように800人からいるのならともかく、せめて東西一つづつにまとまらないと、芸の継承もままならないと思います。

若手を中心に境界を越えて活動することも増えてきているようで、松之丞あたりが真打になったら、天下を統一するのかもしれませんが、ねたみうらみを買うかもしれませんね。

2.要員構造がいびつ

女流が前座から大御所まで世代のすきまなく揃っているのに、男の中堅以下が非常に少ない。

三代目山陽が出奔したり、陽司が早逝したりいろいろあったのだろうけど、春陽、貞橘、飛んで松之丞くらいしかいない。

そもそも入門者がいないのが問題ですね。