10月15日(日) 神田愛山真打昇進30周年記念独演会

2017年10月15日(日) 第一部13時半、第二部17時半開演

らくごカフェ 各回2,000円、通し3,000円

ジャンル演目感想
【第一部】
軍談三方ヶ原軍記~一言坂乗り上げ真打の三方ヶ原を生で聴いたのは初めて。最近の前座さんと違い、台詞の部分も修羅場調子でひきこまれました。
武芸物三家三勇士~和田平助鉄砲切りぎくしゃく感と先生は言いますが、滑らかでもあります。
~仲入り~
侠客物天保水滸伝~ボロ忠売り出し短めのバージョンでしたが、笑いと啖呵、講談らしい講談です。
【第二部】
世話物双蝶々廓日記~与五郎の放蕩ちょっと端折った気がしましたが、あまり高座で見られない先生の話でした。
お家騒動赤穂義士外伝~忠僕元助定番ものですが、やや滑稽度合いを増した感じで読まれた。が、ぐっとくるところはしっかり、一龍齋への対抗心も感じた一席でした。
~仲入り~
新作若山牧水酒の歌自らアルコールと闘ってきた先生が、同じような生きざまの若山牧水の生涯を、歌を通して語るという一席。ある意味ずーっとまくらが続いているようでもあり、ずーっと心中を吐露しているようでもあり。ぞくぞくっとしました。

愛山先生、真打昇進30年にして思いついたという企画。後世に残すためにも、講釈師の修業の過程と講談のジャンル毎の魅力を伝える六席。堪能しました。

当然、第一部はわかりやすく、第二部の方が深い話になっていくのですが、圧巻は最後の新作。愛山先生井自身の体験というか人生も重なり、もはや講談と言えるのか、という魂の語りでした。

 

 

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